加工
様々な成形方法が適用可能なVICTREX PEEK
VICTREX® PEEKは、従来からある熱可塑性樹脂用の成形設備で加工できます。ナチュラルおよび強化グレードは、ペレットおよびパウダーとして供給されます。ペレットは射出成形、フィルム、チューブ、モノフィラメント、ワイヤコーティング等の押出成形に使用されます。パウダーはコンパウンド等に使用されます。
射出成形
ほとんどの標準的なスクリュー射出成形機でVICTREX PEEKのナチュラルおよび強化グレードを成形することができます。2次加工を行わずに、複雑な高性能部品を容易に量産することができます。成形機の仕様、バレルの容量、スクリューや金型の設計、ゲートなど、設計および成形工程について、いくつか注意すべき点があります。
押出成形
VICTREX PEEKは、ワイヤコーティング、異形押出、フィルム、シート、モノフィラメントといった押出成形が可能です。ナチュラルおよび強化グレードは、通常の加工技術で容易に押出成形できます。成形に際して、成形機の仕様、押出機のサイズと制御、ダイの設計など、いくつかの条件があります。
圧縮成形
一般的に圧縮成形品は結晶度が高く、高弾性で引張強度に優れますが、十分な分子間の融合が困難なため、射出成形品の強度と比較して低い場合があります。また、繊維配合コンパウンドの圧縮成形では、繊維配向度が射出成形に比べ低いことから、強度、線膨張係数、摺動物性が異なる場合があります。厚肉部に亀裂を生じやすい場合にはアニール処理を推奨します。
コンポジット
VICTREX PEEKは、炭素、ガラスおよびアラミド長繊維を用いた熱可塑性プリプレグのマトリックス樹脂として使用できます。VICTREX PEEKを用いた熱可塑性コンポジットは、強化繊維とマトリックス界面の優れた含浸性を示し、様々な形状で利用することができます。
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