加工
静電塗装、ディスパージョンコーティングおよび溶射技術の適用
VICOTE 700シリーズ・パウダー製品は、手動もしくは自動パウダーブース内で負コロナ放電を用いる従来の静電塗装装置で使用できます。また近年の技術開発によって、VICOTE Coatingsの溶射が可能になりました。この経済的な技術は、独自のガンノズルを持つフレーム溶射システムを利用してPEEKコーティングを金属基板に塗布するもので、高強度、高耐熱性、高耐久性、高耐薬品性を発揮する優れた高機能性塗膜を容易に形成できます。
VICOTE 800シリーズ・ディスパージョン製品は、従来の重力式やサクションHVLP(低圧)、高圧スプレー装置で塗布することができます。VICOTE 700シリーズ・パウダーグレード、VICOTE 800シリーズ・ディスパージョングレードおよびフレーム溶射に関する詳細は、加工ガイドラインをご参照下さい。
静電塗装
- パウダーは、加熱された基板に直接スプレーされます。溶融したパウダーは、100-1000µm厚の塗膜を形成します。
- 主な用途は、食品加工機器部品、ポンプ部品、ダンパー、ブッシュ、シリンダーヘッド・ガスケット、ベアリング、耐食性が求められる部品、オイル・ガス産業向け部品や金型など。
サーマルスプレー
- VICOTEパウダーは、スプレーガンの中で溶解する温度まで加熱された後、基板の表面に高速で吹きつけられて付着します。
- 期待される用途は、炉の中で加熱できない熱に弱い基板、稼働中の装置の修理やアップグレード、他の方法では塗布できない、もしくは塗布コストが高価となる部品など。またこの方法は、従来の静電粉体塗装ではファラデーケイジ効果のため、塗装が困難な複雑形状の部品にも適用が可能です。
ディスパージョンコーティング
- ディスパージョンは、連続的に加熱された基板にスプレーされ、薄い塗膜を形成します。(一般的に25-50µm厚)ディスパージョンは、耐摩耗性や非粘着性を高めるといった柔軟な成分調整が可能です。
- 主な用途は、調理器具、アイロン、エンジン・ピストンリング、ベアリング・ケージ、耐食性が求められる化学プラントの大型部品、ガラスや織物へのコーティングなど。
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